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今日の稽古:原爆忌法要2014年08月06日 22時39分

今日の安佐南区民文化センター道場。

残念ながら参座者は若干少なかったですが、原爆忌法要を行いました。

まず皆で爆心地の方向に合掌瞑目で黙祷。


そして教典唱和、法話、奉納演武と進みました。


法話では、昨日仕事で訪問した高齢者さんから伺ったばかりの被爆体験をお話しました。

私の拙いお話ではなかなか伝わらないでしょうから、もしおじいちゃんやおばあちゃんなど身近に被爆された方がおられたら、ぜひ今のうちに直接お話を聞いておいて欲しいものです。

また、原爆の絵もぜひ見て欲しいです。
奉納演武は中学生組演武と単独演武、組演は今日いきなり組ませたのだけど、しっかりこなしてくれました。
ありがとうね!


さて、小中学生の通常稽古は来週お盆休みです。
連日水や熱中症の事故が報道されているし、台風も近付いています。

お盆明けにはひとり欠けることなく、皆の元気な顔を見せて下さいね!

・・・・・・・・・

実は昨日聞いた話の中で、子供達に話せなかった事があります。

被爆の数日後、爆心地の相生橋に米軍捕虜(廿日市にB29が墜落した事があってその時の乗員が連れて来られたようです。)が鎖で繋がれていて、通りがかりの人が棒で叩いたり石をぶつけたりしていたそうです。

その方は当時中学生、怖くて手が出せなかったそうですが、また数日後通りかかったらもう息絶えていたそうです。

もちろん火傷を負ってさまよう人や黒焦げの遺体の山も忘れられないそうですが、捕虜をなぶるごく普通の日本人の姿と殺された捕虜の遺体は今も目に焼き付いているそうです。

「本当に戦争はいけんよ!」と強く言われていました。

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