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「ちいさなおきゃくさま」2012年08月20日 12時50分

何度も書いてますが、私は福祉用具の電動カートの会社に勤めていて、月一回利用者さんのお宅を訪問しています。

お盆休みに入ってすぐの13日、私の担当しているSさんが両足骨折の重症で入院されてしまったため、今日電動カートの一時引き上げに伺いました。

Sさんは、広島市北部の可部で駄菓子屋さんを営んでおられ、数十メートル離れたご自宅からお店までの間を電動カートで通われています。


もう8年のお付き合いです。

道場の鏡開きでは、ここで用意していただいたお菓子を配ることが恒例となっています。

そのお店にこの13日、運転を誤った自動車が突っ込んだのです。

テレビのニュースでも流れました。


ニュース映像や、実際に破壊されたお店を見て、命に別状が無かったのは本当に奇跡的だったと思います。

夏休みで普段は子供たちで賑わっているのに、たまたま誰もいなくて本当に良かったと奥様も言われていました。

毎年お盆には、帰省してきた「昔の子供たち」が、そのまた子供さんを連れて来てくれるのが楽しみで、休みには出来んと言われていたのに・・・。

とても残念です。


お店の前には、平仮名で打たれた張り紙が、子供の目線の高さに貼ってありました。


「ちいさなおきゃくさまへ」・・・「みんなも、なつやすみのしゅくだいをがんばってね。」

Sさんご夫婦の深い愛情が感じられました。

早くお元気になられて、また子供たちに囲まれた幸せそうな姿を見せて下さい。


帰りに奥様が「道場の子供たちににでも」と、無事だった駄菓子をごっそり持たせてくれました。

早速、今夜の道場で配りたいと思いますが、ただ配るのは面白くない。

何か良い案は無いかな?、と考えながら午後の仕事に入ります。



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